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-フィリピン技術協力事業 現地リポート-

No.5:ラトリニダード市アルノ地区での土壌改良講習会


 先日ラトリニダード市農政課からの要請があり、同市内アルノ地区の農家を対象に、本プロジェクトのデモンストレーション圃場で土壌改良講習会を開催しました。

真剣に説明を聞く参加者たち










 この講習に参加した農家には、我々のプロジェクトの取り組みの必要性を説くという目的もあるので、『一般的な野菜栽培における健康な土壌とはどういう土なのか』、そして『今の農薬や化学肥料に頼りすぎる野菜栽培の危険性について』を含めて説明しました。

 この地域は野菜並びにバラ栽培が盛んに行われている地域であり、特に連作障害も出ている為、かなり土壌改良の必要性を感じているようで多くの質問を受けました。

 今回は英語による説明会でしたが、冷や汗ものでした。 このベンゲット州は(公用語のタガログ語ではなく)イロカノ語中心の地域ですので、帰国研修生にも手伝ってもらい、彼らの言葉で補足説明してもらいました。やはり研修生OBは頼りになります。

講習参加者との記念撮影



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