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-フィリピン技術協力事業 現地リポート-

No.6:プロジェクト野菜の販売所がオープン


 あけましておめでとうございます。中島です。

 うれしいニュースをお知らせします。

 暮れの12月28日(H19)、野菜の販売所をオープンしました。プロジェクトの野菜を売ることで、ここに集まる観光客にもこのプロジェクトのことや環境に優しく安全な野菜の宣伝に役立てます。

ラ・トリニダッド町長と横森氏によるテープカット

 オープニングには技術指導員の横森氏、地元ラ・トリニダッド町長、農業省地方事務所次長などの関係者をはじめ大勢の方々が出席し、盛大なセレモニーがとりおこなわれました。テープカットの後、町長より「このスタンドで、地元の(準)有機野菜が消費者の理解を得てどんどん売れるようになり、イチゴに続く町の特産になることを期待する」との挨拶がありました。

 販売所にはプロジェクトで生産した野菜の他、地元の生産者が作ったイチゴ製品(ジュース、ワイン、ジャムなど)も置きましたが、店内に入りきれない人だかりで、野菜は飛ぶように売れていき、あっという間に売り切れとなりました。 また、イチゴ製品もどんどん売れていきました。初日は8時から夕方5時の開店時間内に約200名の客が商品を購入され、その後も毎日大勢の客がつめかけています。この分では売る野菜が足りなくなりそうでうれしい悲鳴です。

開店前日の準備状況:プロジェクトで生産された野菜と、地元産イチゴ(減農薬栽培)を使ったジュース、ワインなどを販売

 
販売所は、ラ・トリニダッド町の特産物イチゴ畑ぞいにある観光名所ストローベリーフィールドにあります。間口5メートル、奥行き6メートルの小ぢんまりした建物ですが、これを機会に健康・安全野菜をどんどん増やしていきたいと、希望は大きく膨らんでいます。


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