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-フィリピン技術協力事業 平成26年度 現地リポート(2)-
(フィリピン安全農畜産業技術普及支援プロジェクト)

No.7:パラワンで木酢プラント設置

 2007年からベンゲット州で行っている活動とは別に、2013年12月よりフィリピン国内でベンゲット州以外の14州を対象に新しいプロジェクトがスタートし、林田俊哉君が新プロジェクト現地調整員に就任しています。

 現在ベンゲット州で活動している古屋君とは別の視点で、林田君からもフィリピン現地の様子をレポートします。(平成26年度分)

今回のレポートは8月20日にパラワン州農業センター(Provincial Agriculture Center)にてドラム缶式の炭窯を設置しましたので、その様子をお伝えします。
パラワン州はフィリピン南西部に位置する細長い島です。主な産業は農業、漁業ですが、自然が豊かで観光業も非常に盛んな地域です。
オリエンテーションの様子

パラワン州も私たちのプロジェクト活動地域の一つであり、今回は約20名の参加者を呼んで、ハンズオンセミナーという形式でトレーニングを実施しました。事前に必要な資材を用意してもらっていて、今回はドラム缶式の炭窯建設が主な目的です。

先ずは作業に取り掛かる前にコンセプトを伝えるため簡単なオリエンテーションを実施しました。参加者の興味が高まったところで、作業に取り掛かり、灼熱の太陽の下、作業は順調に進み、約2時間で完成しました。参加者全員の協力もあって、当日中に屋根まで取り付けることが出来ました。

また、完成後は実際に木酢を抽出し、デモンストレーションを行いました。

建設風景
全員で協力
デモンストレーション

当日は気温が高く、大変な作業になりましたが、地元の人と一緒に汗を流しながら働くのは気持ちのいいものです。最後は全員で記念撮影。


全員で記念撮影

また近いうちにパワランに戻って、その後の様子を確認していく予定です。

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