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ヨーロッパ・その他の国々での農業研修プログラム

ヨーロッパ・その他の国々で農業を学ぼう

海外農業研修では、それぞれの国の魅力的な農業を学ぶことができます。


◆何を学べるか

本会では主に、デンマーク、ドイツ、スイスの、3か国での研修を実施しています。
デンマークは北欧の最南端、ドイツの北に位置する国です。この国には優れた畜産業があり、農家同士の迅速な情報交換システムと強力なマーケティング企業が君臨しています。
ドイツは日本よりやや狭い国ながら、国土の半分は農地という農業国です。畜産はもちろん、野菜や果樹の生産もしっかり行っている国です。

スイスは環境意識の高い国です。農業者には厳しい環境順守があてられており、ほとんど全ての農家が環境保全型農業を行っています。
このように特色あるヨーロッパの国々は、基本的には近隣国との協調と安定的な生産の為に、共通農業政策に基づいてしっかりとした農業を行っています。
紹介した国以外にも、フランス・アイルランド・カナダといった国々でも農業を学ぶことができます。



◆コースの特徴

農場実習とセミナーを組み合わせたプログラム!

各国の受入機関と協力しながら実施しており、現地滞在中は農場での実務研修の他にも農場見学や他国の研修生たちとの交流会など、イベントが計画されています。
本会との面談により、応募者のスキルから研修先国、受入農場、研修期間が決まります。本コースは農業教育を専攻されている方が参加可能です。

◆現地研修

代表的な現地研修の紹介
※ヨーロッパ・その他の国々では研修生それぞれに研修スケジュールが異なります。

語学学習
研修スケジュールによって、渡航して最初の数週間に語学研修を行います。期間は約2~3週間程度です。それぞれの国の語学学校や現地協力者のアレンジで語学研修を行います。
農場実習
自分の専門分野の農場で実務研修を行います。また、この期間中に国ごとにセミナーや会合に参加し、現地農業を学び農業青年同士の親睦を深める取り組みを行うこともあります。
最終旅行
希望に応じて帰国前に1週間程度、個人旅行を行います。


◆研修できる業種


デンマーク

酪農 : 3か月~1年間 →大規模酪農
養豚 : 3か月~1年間 →近代的な養豚経営

ドイツ

酪農 : 3か月~1年間 →大規模酪農
造園 : 1年間→施行と管理

スイス

複合(酪農) : 1年間 →耕畜連携の家族経営(環境保全型農業)
  (養豚) : 1年間 →   〃



◆ヨーロッパでの研修の魅力!

●バラエティー豊富な農業形態!
●農業の専門性に応える、学びに富んだ実務研修!
●英語、ドイツ語、その他の言語を伸ばすチャンス!
●各国毎の現地機関によるしっかりしたサポート体制!



◆ヨーロッパ農業研修体験談 酒井 美咲子さん


コロナ禍での研修を終えて


酒井 美咲子さん  北海道出身 研修年度:2019年度 研修先国:スイスコース


私の将来の夢は、祖父母の牧場を再開することです。私の祖父母は酪農を営んでいて、小さい頃から牛は身近な存在でした。しかし祖父母が牧場を辞め、牛のいない牛舎を見て、私がここで牛飼いになりたいと思うようになりました。大学では農業を専攻したものの、まだまだ未熟な私はもっと経験や知識を積みたいと考え、見つけたのがこのプログラムです。

スイスに興味を持ったきっかけは、憧れのハイジの国だったからです。調べていく内に、動物福祉・循環型農業・景観保持などスイスの農業がとても魅力的だと感じました。またスイスでの研修は受入家族と生活を共にします。その中で農業の勉強だけでなく文化も学べるということもスイスを選んだ理由の一つです。

研修では、酪農や果樹に関わる作業や家政、また季節行事も家族と共に行い、スイスの農業・文化を肌で感じることができました。特に酪農では子牛に母乳を与えるなど動物福祉に配慮した農業を実際に行い感動しました。

また研修中、毎朝搾りたてのミルクを飲んだり、休憩で手作りケーキを食べたり、牛舎に花を飾ったりと、小さいことだけど幸せを感じる場面がたくさんありました。そして自分もこのように生きていきたいなぁと将来がとても楽しみになりました。
この研修を支えてくれた全ての人に感謝して、この経験を今後に活かしていきたいと思います。

今年はコロナの影響で例年と少し違う形の研修になりました。あまり外に出られなかったりイベントが中止になったりと残念なこともありました。しかし、そんな中で同期のみんなと頑張れたことや、受入家族とたくさんの時間を過ごせて、大変だったけど、私にとってかけがえのない時間になりました。

辛いこともたくさんあったけど、今振り返ると楽しいことばかり思い出します。あのとき参加しようと決意した自分を褒めたいと思います。海外研修に行くか迷っている方には、是非思い切って参加してほしいです。

詳しくはお問い合わせください
Tel: 03-5703-0252
Fax:03-5703-0255
Email:agtre◎jaec.org
(◎を@に代えてメールを送って下さい。)

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